
ホッケー女子日本代表として、東京オリンピック・パリオリンピックの両大会に出場し、長年にわたり日本のフィールドホッケー界を牽引してきた及川栞選手。
そんなトップアスリートが語るのは、WECLE(ウィークル)でのピラティスがもたらした“心と身体の変化”、そしてトレーナーとの絶対的な信頼関係です。
日々高いパフォーマンスを求められるアスリートとしての視点はもちろん、「ひとりの人間としての自分」と向き合う時間の大切さにも気づかせてくれたWECLEの存在。
競技という枠を超えて、**あらゆる人にとってのヒントとなる“整える習慣”**について、お話を伺いました。
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プロフィール
及川栞(おいかわしほり)
岩手県岩手町出身。東京ヴェルディホッケーチームに所属しながら、タカラベルモント株式会社に勤務。ポジションはディフェンダー。2013年に女子日本代表に選出されて以降、アジア大会・ワールドカップ・2021年東京オリンピック・2024年パリオリンピックなど数々の国際大会に出場。2016年からオランダ1部リーグ「オランイェ・ロート」でプレーし、日本人女子初のプロ選手として活躍。2019年に帰国後は東京ヴェルディに加入し、現在も国内トップ選手として活躍中。
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WECLEとの出会い、ピラティスがもたらした身体の変化
東京オリンピック前からDr.stretch(以下、ドクターストレッチ)に通っていたご縁で、「WECLE(以下、ウィークル)」を紹介していただきました。初めてピラティスを体験した際、ヨガとの違いやピラティスならではの良さを実感し、それ以来、継続して通っています。
ホッケーは常に低い姿勢でプレーする競技のため、試合が続くと腰痛を感じるのが日常でした。ドクターストレッチでの施術でも、毎回のように「腰が重くて痛い」と伝えるほど悩まされていたのですが、ウィークルでピラティスを始めてからは、明らかに腰痛が改善しました。
また、以前は走っていると前ももに張りを感じていたのですが、それが少しずつ改善され、今ではお尻やハムストリング(もも裏)を使って走れるようになり、改めてピラティスの良さを実感しています。
ホッケー選手から一般人へ。心と身体をリセットする「整いの場」
ウィークルは、私にとって“心と身体をリセットして整える場所”。ホッケー選手としての自分から、一般の自分に戻れる、かけがえのない時間です。
競技で酷使した身体をピラティスで一度リセットすると、姿勢が整い、正しく身体を使えるようになります。すると、自然と痛みも軽減され、日々のプレーの質も向上していきます。
また、試合中は心拍数が190近くまで上がるなかで高いパフォーマンスを求められるため、オフの時間に「自分本来の呼吸に耳を傾けること」、つまり“心と向き合う時間”がとても大切になります。
ピラティスは、まさにマインドフルネスに向き合える時間でもあり、時間の流れが緩やかに感じられることで、身体だけでなく心のケアとしても大きな役割を果たしています。
ウィークルの空間は、スタッフの皆さんの元気な挨拶をはじめ、リラックスできる雰囲気にあふれており、通うたびに心も身体も整っていくのを実感しています。
質の高いパフォーマンスと怪我ゼロを支える“整える”習慣
アスリートとして第一線で戦い続けるために欠かせないのは、「怪我をしない身体をつくること」です。どれだけ実力があっても、怪我をしてしまえば試合に出ることはできません。継続してプレーを続けるためには、日々のリカバリーやメンテナンスの習慣が非常に重要だと実感しています。
私自身、現在のチームでは最年長選手の一人として活動していますが、それでも怪我をせずに高いパフォーマンスを維持しながらプレーできているのは、ウィークルでの“整える習慣”があってこそだと感じています。
ピラティスを続けるなかで、少しずつ「この不調にはこう動かせばいい」とか、「この部分を使えば改善する」といったように、身体のメンテナンス方法やセルフケアの“引き出し”が増えたことも、大きな変化のひとつです。
コート外の支え、信頼でつながるトレーナー
ウィークルでは、ドクターストレッチでお世話になっていた方からご紹介いただいたトレーナー・秋谷さんに担当していただいています。
秋谷さんは、本当に知識も経験も豊富な方で、私の試合を観るために会場まで足を運んでくださったり、東京オリンピックやパリオリンピックも画面越しに応援してくださっていました。ただ、その応援の視線が“トレーナー目線”なんですよね。「今の動き、多分ここを使って走っていますね」とか、「前回の試合に比べて、ここが改善されています」といったように、私自身の身体の使い方の変化に細かく気づいてくださり、試合後にスタジオでフィードバックをくださいます。
もちろん、応援していただけるだけでも十分ありがたいのですが、日頃から私の身体を見てくださっているからこそ、そうした専門的な視点で試合を見てもらえることが、本当に心強いと感じています。
応援の気持ちと、トレーナーとしての冷静な視点。その両方を持って私に向き合ってくださる秋谷さんの存在は、自分の課題や修正点に向き合っていく上で、本当に大きな支えになっています。
ウィークルでは、私から身体の相談をすることもあれば、秋谷さんの方から「試合での動きから考えると、こうかもしれませんね」と提案をいただくこともあります。痛みが続くときには、自宅でできる動きを教えていただけるので、週1回など定期的に通えない時でも、安心して身体のケアができています。
ウィークルのトレーナーは、チームのサポートとはまた違った視点から寄り添ってくれる、信頼できる存在です。
二つの視点で整える。ウィークルとドクターストレッチの掛け合わせ
現在は、ウィークルとドクターストレッチの両方に通っています。
この2つをバランスよく活用することで、より効果的に身体を整えられるようになりました。
中でも特にありがたいのは、両方のトレーナーの方々がしっかりと情報を共有してくださっていることです。ウィークルの秋谷さんからは、「ドクターストレッチの方から、こういう反応があったと聞きました」といったフィードバックをいただき、それに合わせてピラティスの内容を調整してくれます。
このような連携によって、自宅でできるエクササイズや調整法も教えていただけるので、通えない期間が続いても安心してケアを継続できています。
その結果、以前よりも“自分の身体をリセットするまでの時間”が格段に短くなりました。
その日の不調に、その日の答えを。パーソナルだからできる“一人ひとりに寄り添うケア”
ウィークルの魅力のひとつは、やはりパーソナルであることだと感じています。
グループレッスンでは、どうしても「多数派に合わせたアプローチ」になりがちです。
例えば、「今日は花粉の影響で不調な人が多いので、呼吸を深める動きを中心に行いましょう」といった内容になることもありますよね。でも実際には、体調やコンディションは人それぞれ違います。だからこそ、一人ひとりに合った内容を提案してもらえるというのは、とても大きなメリットだと感じています。
私自身、ホッケー選手という特殊な身体の使い方をしているからこそ、自分に合わせたパーソナルの良さをより一層実感しています。
パーソナルトレーニングでは、その日の体調や疲労具合、気になる部位に応じて、どのような動きを中心に行うかを毎回柔軟に決めてもらえるのが魅力です。
まさに、“その日の不調に、その日の答えを”届けてもらえる場所だと感じています。
“自分と向き合う30分”が、人生を変える
人それぞれ生活スタイルや習慣が異なるなかで、「自分と向き合う時間」を意識的に確保できる場所は、実は意外と少ないものだと思います。
ウィークルは、そんな“自分と向き合う時間”が自然と生まれる空間です。
忙しい日常のなかで数少ない、「自分をリセットできる」「本当の自分と向き合える」貴重な場所だと感じています。
今は、SNSやさまざまな情報があふれていて、頭の中が常にフル回転しているような毎日を送っている方も多いのではないでしょうか。
でも、ウィークルではそうした喧騒から少し距離を置き、「自分にとって本当に必要なことは何か」を静かに見つめ直すことができます。
そして、身体と心を整える時間を持つことで、自然と前向きな気持ちも取り戻せるようになる――
私はそれが、結果的に人生をより豊かにしてくれる力になると信じています。
週に1回、たった30分でも、自分自身と向き合う時間があれば、人生を大きく変えるきっかけになる。
WECLE(ウィークル)は、そんな時間を届けてくれる場所です。
多くの方に、自分の心と身体を大切にする“習慣”として、ウィークルをぜひ取り入れていただきたいと思います。